子どもたちはどのように過ごしているの?

児童の作品 ぬいぐるみ

子どもたちが過ごす部屋はマンション一階のワンルームで、けが防止の為のマットが敷かれ、座っても冷たくなく、転んでも痛くありません。

 

その奥には、事務室と相談室があり、相談室は、主に子どもたちがクールダウンするのに使ったり、宿題をするのに利用しています。

 

部屋には、下駄箱、荷物を置いておく棚、玩具や本の置いてある棚などがあります。

子どもたちは様々な過ごし方をしています。

 

入室して、着替え、荷物整理を済ませると「あつまり」をします。

毎日行う「あつまり」や「集団遊び」では、輪になって座りみんなで顔を合わせて、時にはお互いに協力しあいながらすすめています。

 

「あつまり」は、その日の予定をだれが発表するのか決めて、子どもが発表します。

まずは挨拶から始まります。

 

それから、お友だちの呼名をする係、職員の呼名をする係、おやつ当番を発表する係、発表する子どもはその日によって変わります。

 

これもあつまりの前にだれが発表するのかを皆で割り振って行います。

 

「集団遊び」では、その日のリーダーである職員が準備した遊びや、学び、活動にみんなで一緒に取り組みます。

 

職員によって取り組む内容はそれぞれ異なります。

 

「だるまさんがころんだ」、「座布団(イス)取りゲーム」などのみんなが知っている遊びや、ダンス、リトミックやストレッチといった身体の取り組み、柔道の受け身や、手話といった学びなど、様々な取り組みを行っています。みんな一生懸命に取り組んでいます。

 

長期休暇中や、学校休業日の時間に余裕のある時は、約一時間ほどかけてリトミックやストレッチ、ダンス、リラクゼーションに取り組んだり、おやつ作り、工作、外出・外遊びも行います。

 

また、車に乗ってお花見に行ったり、施設見学にも行きます。

 

自由遊びでは、玩具を使って遊んだり、本を読んで過ごしたり、ラジカセでCDを聞いて踊ったり歌ったり、DVDを観てのんびり過ごしたり・・・。

 

お友だちとウノやジェンガ、オセロなどで対戦することもあります。

勝ったら歓声をあげて喜んで、負けたらちょっと悔しい。

遊びの中で、子どもたちは様々な表情をみせ、様々なことを学んでいます。

 

それから、クリスマスやお正月、節分、ひなまつり、七夕、こどもの日など、日本の大切な文化を伝えるための季節行事にちなんだイベントも行っています。